職長教育・安全衛生責任者教育・保全教育・整備技術教育

労働基準法や安全衛生規則より資格を有する作業や管理者(責任者)の選定が必要になると共に従業員(作業員)の安全を確保する必要があります。
また、プラント(生産設備)を健全な状態に保ち、設備のコンディションを管理する事で、生産を最大限または安定する必要もあります。

これらの事より、弊社では職長教育・安全責任者教育・保全教育・設備整備教育のサービスを提供します。

職長教育・安全責任者教育の御案内

各現場では職長を設け、作業計画書・作業手順書等を設定し作業員の安全を確保しなくてはなりません。
また、作業前のTBMやRKYも非常に重要な事項となります。
一般的に職長教育(安全衛生責任者教育)の受講には関係機関や代行機関が開催日時を決め、会場へ受講者を集めて実施しています。

しかし受講日が限定される事や受講会場が遠保などの問題が発生する場合があります。更には必要な受講時間が決められており、約2日間の受講による現業人員減少などの影響が発生します。

これらの事より、弊社ではRST資格(職長等教育講師資格 大 第44135)をを派遣し、御客様の指定される日時・会場で教育を実施します。
また、カテゴリー別に教育時間が定義されていますが、1回で受講される時間を設定し数日間の教育を実施する事で、現業への影響を緩和させることが可能となります。

また、通常(一般的な)受講内容に加え、弊社が入手している他社事故事例や御客様の現場に沿った危険個所(懸案箇所)の抽出も御要望があれば実施します。

設備保全教育 及び 整備技術教育

プラント(設備)を健全に保ち、生産を安定させることは必要不可欠と考えます。
このためには、設備のコンディションを把握する必要があります。

また、設備のメンテナンス(修理)に関して、多くの会社様は外部(装置メーカーや整備会社)へ依頼する事があると予想されます。
この場合、適切なメンテナンスが行われているのか?適正な修理価格なのか?などの懸念があると考えます。
また、突発的な故障や外部業者が対応できない場合は、自力で修理するか業者の対応を待つ等の処置に移行し、設備停止による減産が懸念されます。

これらの事より、弊社では設備保全の教育サービスを提供します。
また、整備技術教育も同様に教育サービスを提供します。

自社社員様の保全能力が向上する事で設備のコンディションを管理でき、計画保全(計画的なメンテナンス)が可能となります。
また、自社社員の整備技術が向上すれば、急を要する修理や応急処置が出来る確率が向上します。
更には、外部業者が行う設備メンテナンスの管理(品質・価格)も期待が持てます。

保全教育内容

  • 設備保全のポイント
  • 設備保全(点検)の手法とポイント
  • 点検手法の種類と効果
  • 設備保全のデータ管理と蓄積方法
  • 点検結果の評価方法 および 活用方法
  • 工事仕様書の作成ポイント(外部業者への仕様書)
  • 修理費用の予算ポイント(予想原価と設定予算)
  • 外部業者への発注交渉ポイント
  • その他 要望される教育

※教育内容は御打ち合わせにより決定します。

設備・機器修理技術 教育内容

  1. 回転機器のミスアライメント(芯不良)による影響
  2. 様々な芯出し作業法
  3. 回転機器センターリング 偏芯・偏角修正値 計算式
  4. レーザーアライメント測定値におけるダイヤルゲージ変換計算式
  5. コールドアライメント修正値 計算式
  6. 各種軸継ぎ手 アライメント許容値
  7. ダイヤルゲージによるアライメント修正について(垂れ参考値を含む)
  8. 軸継ぎ手の芯出し作業について
  9. カップリングの応力と軸の曲がり
  10. ダイヤルゲージのダレによる誤差
  11. アライメント精度と部品寿命の関係
  12. 軸芯出し(シャフトアライメント)に求められる精度
  13. 常用する嵌め合いの(穴・軸)の寸法許容差
  14. ラジアル軸受け(Brg)の嵌め合い一般基準値(JIS0級・6X級・6級)
  15. ベアリング技術DATA(異常発生時からのベアリング余寿命 計算式)
  16. ベアリングの定格荷重と寿命
  17. 円錐コロ軸受け(複列・単列)についての技術資料
  18. 自動調芯コロ軸受け(テーパー軸・円筒軸)内部隙間
  19. 内輪の焼き嵌めに必要な加熱温度について
  20. 軸受けの取扱(外輪と蓋インロー部の締め代を含む)
  21. 一般の転がり軸受け補助記号の表記号(各メーカー対照表)
  22. モーターの振動原因と注意事項 及び 振動限界
  23. 滑り軸受け技術(メタルギャップ・シャフト振れ・サクションギャップの許容値)
  24. 各金属(合金)の熱膨張について
  25. 溶接記号 および 強度計算(一般的な概算式)
  26. ボルト締め付けトルク表
  27. コンスタント・レベル・オイラー(ポンプ等軸受け用)の管理
  28. ボイラー給水ポンプ(HD A・B) バランスDisk廻り機械加工要領書
  29. ギア歯当たり調整 
  30. 回転機器(振幅P-P)振動値 評価計算式 及び 仮ウエイト重量計算式
  31. 遠心渦巻き片吸込み式ポンプ 整備ポイント(簡略Ver)
  32. メカニカルシール 組立注意点 
  33. ダブルナットの締め付け手順
  34. チェーンの計測記録表
  35. 回転機器の振動評価(VEL)(ACC)
  36. 出力、極数別 電動機の重量表
  37. 玉掛けワイヤーロープの安全荷重計算方法(一覧表含む)
  38. 機器の異状発見とその処置について(教育資料)
  39. 回転機器のベアリング温度上昇 計算式
  40. 設備診断のプレゼン(営業)に関する考え方
  41. 潤滑油(オイル・グリース) 汚染度管理について
  42. 潤滑油 NAS等級 評価表
  43. 潤滑油 分析費用 ジャパン・アナリスト㈱
  44. グリースの汚染劣化管理について JUNTSU NET21
  45. 潤滑油(グリース)密封玉軸受けの潤滑グリース寿命について
  46. Vベルト 組付け技術Data
  47. 連結部のボルト締め付けについて(初級)
  48. シール部について(シールテープの巻き方) (初級)
  49. 遠心渦巻き片吸込み式ポンプ 整備手順書
  50. プーリー芯出し許容(軸方向)およびベルト張り力(テンション)
  51. Key 技術資料
  52. ベアリング保管条件(推奨)
  53. オイレスメタル設計資料
  54. オイルシール取付け設計資料
  55. ルーツブロワーやファン等の風量性能測定方法(風量計算式)
  56. 工事施工について(考え方)
  57. QCおよびQAについて等 整備の品質管理について(チェックシートを含む)
  58. ポンプ(種類・構造・整備ポイントなど)
  59. 減速機・変速機(種類・構造・整備ポイント)
  60. ファン・ブロワー(種類・構造・整備ポイント)
  61. 油圧機器(回路・機器・管理方法・油圧シリンダー整備ポイント)
  62. 電動機(種類・構造・整備ポイント・管理方法)
  63. その他 要望される教育

※教育内容は御打ち合わせにより決定します。
※弊社と同業の会社様(個人様)は、お断りさせて頂く場合があります。