各種機器の設備診断・修理計画立案・保全教育

設備・機器の診断を実施します。また、測定結果より診断報告書を作成し、修理計画を立案します。
設備診断に伴い、御要望があれば設備台帳の作成や設備診断表(日常・月ベース)の作成を行い、保全レベルの向上を図ります。
御客様の御要望によっては、保全教育や初期的な回転機整備教育を実施します。

計測機器リスト

  • FFT振動解析器
  • レーザー式アライメント測定器
  • レーザー式ぷりーアライメント測定器
  • マイクロスコープ
  • 超音波膜厚測定器
  • フィールドバランサー
  • 回転計測系
  • トータルステーション

※電子機器を抜粋

設備診断 例1

某製紙会社です抄紙機ロールのドクター装置に不良が発生しており、該当装置の設置精度(平行・角度など)を測定しメーカー設置図面(据付当初)との誤差を確認しました。
メーカー図面に基づいてドクター装置の芯出し修正を実施しました。

設備診断 例2

某製紙会社で抄紙機の次工程設備で製品不良が発生しており、該当装置(カッター・ワインダー装置)の既設レベル(ロール面間・駆動装置・ロール平行度・各所振動測定を実施しました。
測定結果より、不良個所を抽出し修理計画書を作成しました。

設備診断 例3

某製紙会社にてポンプの異常振動や能力低下の問題が発生していたため、ポンプの機器診断を実施しました。FFTによる振動解析・オイル分析(汚染度)・各所振動値・アライメント(芯出し)精度・軸受け温度などの測定を実施し、機器コンディションの評価と不良懸念箇所の抽出を行い、修理計画書を作成しました。

設備診断 例4

某工場で、機器の保全・修理がメーカー任せとなっており、適切な保全や修理ができていないとの危惧を御客様が持たれており、設備全般の既設コンディション確認と過去修理実績の精査を行いました。
メーカー修理実績(施工内容・価格)を調査し、適正な修理内容および価格であるか検証し、該当メーカーと技術的な討議を行いました。
御客様自体で保全業務を行いたいとの意思がありましたので、設備台帳・保全管理表(日常と月ベース)を作成しました。
また、御客様担当者の保全レベルを向上を目的とした保全教育を実施し、初期的な機械修理(回転機器整備)の教育を実施しました。